『君の名は。』を分析!”神話の法則”を超えてストーリーを自由自在に操る方法(前編)

興行収入が232億円を越え日本映画歴代2位を達成した『君の名は。』。そんな大ヒットアニメ『君の名は。』もハリウッド映画で採用されているベストヒットの雛形”神話の法則”に沿って作られている。『君の名は。』を例にまんがポストとまんが配達員が見つけた”神話の法則”を超えて物語を自由自在に操る方法を紹介する。

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漫画家になるための地図『荒木飛呂彦の漫画術』

『ジョジョの奇妙な冒険』の作者荒木飛呂彦先生が漫画家になる方法を暴露した『荒木飛呂彦の漫画術』。週刊少年ジャンプのヒットの方程式をはじめ、時代をこえ愛され受け継がれる”王道漫画”を描く方法を誰もが実践できる方法論で気づかせてくれる。漫画家は才能がないとなれないと勘違いしているボクたち漫画家志望者に大きな勇気を与えてくれるんだ。

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『妖怪ウォッチ』につづけ!売れる漫画を描く方法

配達員「『週刊少年ジャンプ』や『週刊少年マガジン』、『週刊少年サンデー』といった有名少年誌でさえ、徐々に販売部数が落ちていて、漫画雑誌の売れゆきがいぜんとして厳しいことがわかった。」

ポスト「そんな中連載を開始した『妖怪ウォッチ』は、56万部まで下がっていたコロコロコミックの部数を、2014年9月号までに100万部まで伸ばしたんだよね。」

コロコロコミック部数の伸び
コロコロコミック部数の伸び

一般社団法人日本雑誌協会印刷部数公表及び毎日新聞デジタル https://mantan-web.jp/2014/08/12/20140812dog00m200033000c.htmlの情報を元に作成

配達員「そうなんだ。多くの漫画雑誌が伸び悩むなか、『妖怪ウォッチ』はなぜコロコロコミックの部数を倍近くも伸ばすことができたんだろう。

今回は、前回紹介した企業規模でしかできないクロスメディア戦略はおいておいて、紙とペンしかないボクたち平凡まんが家志望者でもできる”ヒットの秘密”を探ってみようと思うんだ。」

ポスト「ワクワク!”ヒットの秘密”をとりいれることで、ボクたちも売れる漫画を描くことができるかもしれないってわけだね。」

配達員「『妖怪ウォッチ』が人気なのは知ってるけど、そのエッセンスを自分の作品にどうとりいれたらいいのかまで考えている人は少ないんじゃないかな。ヒットの裏には地道な作業があったんだ。」

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世界的人気まんが『ドラえもん』から人気漫画の描き方を学ぶ

配達員

「人気まんが」をかこうとする時、かき手はふつうの人でなければならない…」

【引用元】『藤子・F・不二雄のまんが技法』(小学館文庫)より

「こう言ったのは『ドラえもん』の原作者である藤子・F・不二雄先生だ。」

ポスト「『ドラえもん』といえば日本だけでなく全世界で1億7000万部以上(2000年度末時点《出版月報》)を売り上げ、世界数十カ国でテレビアニメ放送された超有名なまんがだよね。そんな大人気まんがを描いた藤子・F・不二雄先生が、人気まんがのかき手は”ふつうの人”だなんてボクたち凡人まんが家志望者にとっては勇気づけられるぅ~!!」

配達員「おいおい・・藤子先生の言う”ふつうの人”っていうのは理由があるんだ。

今回は藤子先生の世界的大人気作品『ドラえもん』を例にとって、人気まんがを描く方法を探ってみようよ。」

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